Q. なぜ、医療+介護で57兆円必要なのに、保険料収入は約32兆円にとどまるのか?【2025年】
A. 医療・介護保険は、設計上から公費(税金)が財源の約半分を占める仕組み。特に介護保険(2000年施行)は保険料50%+公費50%(国25%+地方25%)と法律で定められており、保険料だけで全額賄う設計になっていない。
つまり、「保険料は半分の原資」として位置づけられており、残りは最初から税金(国+地方)で補う前提の制度設計。
年金と違って、保険料は上がり続ける
年金保険料率は2017年から18.3%で法律上「固定」されているが、医療・介護には上限がない。高齢者が増えて給付費が膨らむと、保険料率の引き上げで吸収される仕組みのため、現役世代の負担は今後も増え続ける。
※ 2025年度概算。介護保険料は40歳以上が対象。健保の保険料率は組合により異なる(協会けんぽは約10%)。