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Q. 「特別会計」の特別とは何なのか?

A. 「特別」とは「目的が特定されている」という意味。一般会計より格上でも重要でもなく、単に「専用財布」というだけだ。

国には2種類の財布がある。

①一般会計

一般会計はすべての税収を一つの財布にまとめて、国会が使い道を毎年審議する。これが「一般」。
(「日本の財政」タブの国の歳入/歳出: 115.2兆円がそれに該当する。)

②特別会計

一方、年金保険料は年金給付にしか使えない、ガソリン税は道路整備に使う、といった「専用の財源を専用の目的にしか使わない」仕組みを作りたいときに、一般会計から切り離した専用財布を設ける。これが「特別」会計の意味だ。

年金・雇用保険・国債の返済など、特定の収入と支出をひとまとめに管理するための専用財布が14本ある(令和7年度から子ども・子育て支援特会が新設)。

ただし、専用財布にすると「余っても他に使えない」「国会のチェックが手薄になる」という問題が生じる。便利な仕組みである反面、透明性が下がるという批判が繰り返されてきた背景はここにある。