Q. 国債ってなんだ?——政府の借金の仕組み
A. 政府が資金を借りるときに発行する「借用証書」だ。「◯年後に元本と利子を返す」という約束が書かれており、それを誰かに買ってもらうことで政府は資金を調達する。
国債とは何か
政府が「◯年後に元本と利子を返す」と約束して発行する証書だ。たとえば「10年後に100万円返す、その間毎年0.5%の利子を払う」という条件で発行する。これを買った人は、満期まで利子を受け取り、満期に元本が戻ってくる。
なぜ政府は借金をするのか
税収だけでは歳出をまかなえないからだ。毎年不足する分を国債発行で補っている。
誰が買うのか
国債は入札で金融機関が購入し、その後、様々な主体に渡る。
日本国債の約9割は国内で保有されている。これが「日本は借金が多くても安定している」と言われる理由の一つだ。
どうやって返すのか
満期が来た国債の元本は、新たな国債を発行して調達した資金で返す(借り換え)。毎年の利子は歳出の「国債費」として支払われる。つまり借金を別の借金で返し続けている状態だ。
お金(日本銀行券)との関係
国債とお金(日本銀行券)はどちらも「負債の証書」だが、発行主体が違う。国債が市場に出回り、日銀が買い取ることで、お金が生まれる。
政府が国債を発行
(政府の負債)
民間金融機関が買取り
日銀が買取り
日本銀行券を発行
(日銀の負債)