Q. 年金は過去からどれぐらい増えていて、今後どうなっていくのか?【2025年】
A. 国庫負担(税金)が2000年の4.5兆円から2025年の13.7兆円へ3倍超に膨張。2040年には16兆円(2000年比約3.5倍)になると予測されている。個人の年金保険料率は18.3%で上限固定されているため保険料自体は増えないが、代わりに税金の投入が増える構造になっている。
保険料収入は現役世代の減少で伸びが鈍化。過去30年投影ケースでは2040年47兆・2060年50兆と緩やかな増加にとどまる見通し。
給付費(赤線)は2040年に70兆円、2060年に78兆円。名目額では2025年の62.5兆から微増にとどまるが、マクロ経済スライドで実質給付水準は抑制される。
出典: IPSS「社会保障費用統計」・厚労省「平成12年度社会保険事業の概況」(2000年)/厚労省「給付と負担の現状(2025年度予算ベース)」・財務省令和7年度予算(2025年)
2040・2060年予測は厚労省「令和6年(2024年)財政検証」過去30年投影ケース(名目額)。成長型ケースでは2040年86兆・2060年160兆と大幅に異なる。